夏場のハチに要注意!! 攻撃性の高い時期は特に気を付けましょう!
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カテゴリー:安心・安全のおたより
中部日化 淺野です。
〈 園芸が趣味の父から聞いた体験談 〉
夏場、打ち水をしながらお庭のお手入れしているといきなり手に激痛が…!
急な痛さに思わず「バッ!」っと振り払い、辺りを見渡すと地面には3匹のアシナガバチが…!
ハチに刺された時の応急処置を…! 急いで調べて対処しました。
① 刺された箇所を流水で流します。
ハチの毒は水に溶けやすい性質なので、皮膚表面に入った毒をある程度取り除く事が出来ます。
② 刺された箇所から毒を絞り出します。
刺された箇所の周囲を指でつまみ、皮膚の中に入った毒を絞り出します。この時、口で吸いだすのはやめましょう。歯茎や口内の傷から毒が入り込み、口の中がしびれるなどの症状が起こる危険があります。
③ 患部に塗り薬を使用しましょう。
「抗ヒスタミン剤」か「ステロイド」、またはその両方が含まれている皮膚薬であれば、かゆみや炎症を抑える事が出来ます。市販の虫刺され薬にも含まれている成分なので、購入前や使用前にパッケージを確認しておきましょう。
④ 刺された患部を冷やしましょう。
刺された患部を、濡れたタオルや氷などで冷やしておきましょう。血管を冷やして収縮させることで、毒の周りを遅らせる事が出来ます。
また、痛みやかゆみを抑える効果もあるので、治療後も局所症状が気になるときは冷やして対処しましょう。
適切な処置のおかげか、大事には至りませんでしたが本来アシナガバチに刺されたら、医師による診察を受けるのが一番です。しかし、刺された直後の適切な応急処置を行っておけば症状が軽く済む可能性があります。
なぜ、地面に張り付くようにハチがとまっていたのだろう…
調べてみると、どうやら地面のコンクリート部分に溜まったお水を飲みに来ていたようです。
ハチの(特にスズメバチやアシナガバチ)、最も攻撃性が高くなる時期は7月~10月とされているそうです。時期は丁度7月でした…。ハチさんごめんなさい!!
皆さんもお庭での作業にはお気を付けください!